水着を購入するときは、店舗で試着できればいちばん良いのですが
今やネットショップで購入することの方が多いのではないでしょうか?
また、洋服のように頻繁に購入するものではないため、いざ買おうと思っても
サイズの選び方が分からないというお悩みもよく耳にします。
今回はサイズ選びで失敗せずに、水着でのレジャーを楽しむために
【水着の正しいサイズの選び方】を徹底解説します♡
まずはスリーサイズを正しく測ることが大切!

体の状態は日々変わるもの。
1年も経つとサイズが変化していることが多いので、まずは正しいスリーサイズを測りましょう!
【測る時のポイント4つ】
1.できる限り、素肌に近い状態で測りましょう。
トップバストはブラジャーをつけた状態のほうが測りやすいので、パッドを外して測るのがおすすめ。
2. 足を閉じて背すじを伸ばし、力を入れずにまっすぐ立ちましょう。
3. メジャーは床に対して水平にしましょう。
4. しめ具合は、きつすぎず、ゆるすぎず、メジャーがピンと張る程度にしましょう。
【サイズを測る4箇所!】
1.トップバスト
乳頭のある位置、乳房が一番ふくらんでいるところ。
豊かなバストや、少し下がり始めたバストはしっかり持ち上げた状態で測ります。(ブラジャーをつけることで、持ち上げた状態に近くなります)
2.アンダーバスト
ブラジャーのアンダーが通る部分。
少しひきしめて、苦しくないよう確かめながら測りましょう。
3.ウエスト
胴まわりの一番細いところ。
ぎゅっと締め付けてしまわないように注意しましょう。
4.ヒップ
おしりの一番高さがあるところを測ります。
太ももが張っている場合は、ヒップと比べて周径サイズが大きいほうに合わせましょう。
水着の形やデザインにもよりますが、ウエストのサイズは直接関係しないこともあります。
しかしバスト、ヒップのサイズはどんなデザインの水着でも重要なので、正しく測るコツを押さえておくと
水着の買い物で後悔する原因のひとつを防ぐことができます。
サイズの目安一覧表!
スリーサイズが分かったら、自分がどのサイズに当てはまるかをチェックしましょう。
まずはJIS規格といって、日本で共通のサイズ規格をご紹介します。
【JIS共通サイズ表】

インポート水着など、海外製品の場合は当然JIS規格とサイズ表記が異なります。
おおよそのサイズ目安はこのようになっています。
【海外のサイズ表記との比較】

一口に海外といっても、アメリカとヨーロッパなど国によっても表記の仕方が異なったり、同じ国でもブランドごとに微妙な差があることもしばしば。
気に入ったデザインの水着を見つけたら、そのブランドの「サイズチャート」を必ずチェックしましょう!
ビキニとワンピース水着はサイズ選びのポイントが違います!
実はビキニとワンピース水着では、サイズ選びで大切なポイントが違います。
まずはビキニを選ぶときのポイント!

ビキニは「小さめの方がキレイに着ることができる」デザイン!
水着は伸縮性のある素材で作られており、さらに実際水に濡れたときは
水の重さもあり生地が伸びます。
すると徐々に水中で緩くなってきて、ダボダボになってしまうため
ビキニは小さめのサイズを買う方が良いとされています。
ただし、ビキニは上下が別々のパーツになるので
バストとヒップそれぞれのサイズにいちばん合うものを個別に購入できるブランドだとサイズ選びがスムーズですが、
実際にはセット売りされているビキニが多いので、サイズをどちらかに合わせる必要がありますよね。
「バストはSサイズだけど、ヒップはMサイズ。どちらに合わせるべきか分からない。」
というように、バストとヒップのサイズに差がある方が多いのではないでしょうか。

バストとヒップのサイズに大きな差がある場合は、その水着のデザインに注目。
紐でフィット感を自由に調整できるか、調整できるフックが付いているか、などが注目するポイント。
デザインを比べてサイズ調整が難しそうな方にサイズを合わせることをおすすめします!
バストとヒップが1サイズ近く違う場合は、片方に合わせることで
もう片方がどうしても大きくなったり、小さくなってしまうので
サイズを調節できる紐やアジャスターが付いているものや、
パッドを入れて調整できるものを選ぶとサイズ選びの失敗を減らすことができます。
ワイヤーありのビキニトップはサイズ調整が難しい?

ワイヤー入りのビキニトップは、意外とサイズ選びが難しいのです。
カップとアンダーのサイズがブラジャーほどきちんと揃っていないことがあり、
アンダーに合わせるとカップが浮いてしまうということも。
ワイヤーが入っているものは安心感があり、バストを寄せてくれたりと嬉しい効果もありますが、ワイヤーの入り方や角度などによっては
体型にきちんとフィットしないこともあり
骨に当たって痛いなど、心地よく着こなせないケースもあります。
そのため、ワイヤーなしのビキニトップを選ぶことで生地が体に沿ってくれるので、
カップが浮いたりする心配がなくキレイに着ることができます。
特に、紐でアンダーバストを調整できるデザインは、手軽に自分の体型にフィットさせることができますよ♪
ワンピース水着は丈感が大切!

基本的な選び方はビキニと変わらないのですが、
ビキニと大きく異なるのはワンピース水着には着丈が存在するということ!
ビキニのサイズ選びには身長があまり関係しないのですが、
ワンピース水着を選ぶ時は身長も関係があるというのが大きな違いです。
着丈が関係してくるので、小さめを買ってしまうと丈が短く
食い込んだり、痛かったりして着心地が悪くなってしまう可能性があるため
身長が高い方はワンサイズあげた方が良いこともあります。
海外ブランドのワンピース水着を選ぶときも同じです。
日本人は胴が長めなので、サイズに悩む時はワンサイズ上げてもOKなことが多いです!
「露出が多い=サイズが小さい」ではないんです!

サイズが小さいと露出が多いようなイメージがありますが
実は、水着の露出度はサイズよりもカッティングの方が重要なポイント。
大きめのサイズを購入したからといって、露出が控えめになるという訳ではありません。
あくまでサイズはきちんと自分に合ったものを選ぶこと!
ボトムは少し泳ぐだけでも脱げやすいので、大きめを買うのはおすすめできません。
露出が気になる方は、デザインでカバーすることを重視しましょう◎
サイズではなく「ヒップがどのくらい隠れるか」が露出度を決めるポイント!

露出度を大きく左右するのが「ヒップのカッティング」。
実はこのカッティングの違いによって、他の部分が同じようなデザインでも
水着を着た時の見え方がガラッと変わるので、とても大切な部分となります。
様々なカッティングの形がありますが、ここではどのブランドでも基本とされているものを全部で6種類ご紹介します。
(ブランドごとに呼び方が若干異なる場合もありますが、基本的には同じです。)
フルボトム

まずは「フルボトム」。
アメリカンカットと言われることもあります。
こちらはヒップの8〜9割を覆ってくれるデザイン。
露出は控えめのカッティングとなっていますので、攻めたデザインが苦手という方にはおすすめのボトムです。
ベーシックカット

「ベーシックカット」は、先ほどよりも少しカッティングが深めになっているボトム。
大体ヒップの6〜7割を覆っているイメージです。
「シグネチャーカット」と呼ぶブランドもあります。
日本ではこの2種類のボトムは展開が多く、比較的露出が少なめということもあり人気の形です!
しかし、これではヒップの立体感や脚長効果を出すのはなかなか難しいのも事実。
日本よりもヒップの見え方に重きが置かれる海外のブランドでは
日本に比べると展開がやや少ない傾向にあるようです。
ブラジリアンカット

「ブラジリアンカット」は、先ほどまでの2つに比べるとさらにカッティングが深くなっているもの。
この辺りから、ヒップが半分〜6割くらいは露出されるので、露出がちょっと気になるという方が出てくるかと思います。
海外の水着ではこのようなデザインの方が多い傾向があるので、
露出が気になる方はカッティングを必ずチェックしておくこと!
購入して実際に着てみた時に失敗した!となってしまっては悲しいですよね。
セミソング

「セミソング」は、ヒップを覆う部分がほとんどないボトムです。
日本の水着ブランドではここまで深いカッティングのものは非常に少ないように感じます。
脚を長く見せてくれ、キュッと上がったヒップに見えるように作られているデザインとして、海外ではブラジリアンカットに続いてセミソングも大人気。
セミソングに挑戦してみたい方は、セミソングの取り扱いが豊富な海外ブランドをチェックしてみるとお気に入りに出会える可能性が高まりますよ♡
ハイレグ

「ハイレグ」は聞いたことがあるワードという方が多いと思います。
ひと昔前に流行った、というイメージがある方もいらっしゃるかと思いますが
実はここ数年また人気を取り戻しています。
「ハイレグ」とは前から見て、脚の付け根あたりまで深くえぐれているもののことを指します。
ビキニのボトムだけではなく、ワンピース水着もハイレグになっているものが増えてきました。
ハイレグの良いところは、何と言っても脚長効果が抜群なんです♡
骨盤のあたりまで脚に見せてくれるのですらっと美脚も夢ではありません。
上半身布でカバーされている面積が多いワンピース水着なら
ビキニに比べて露出を控えめにすることができるので、ハイレグカットが初めての方はワンピース水着からチャレンジしてみるのもアリです♪

また、ハイレグの水着をブラジリアンカット風に着るのも海外ではブームに!
ボトムを思いっきり上にあげて、記事をヒップに食い込ませるテクニック。
前から見るとすらっとした美脚に、後ろからはヒップがしっかりと上がっていて
綺麗な後ろ姿を印象付けることができます。
ハイウエスト

レトロな雰囲気で大人気の「ハイウエスト」!
腰回りまでしっかりカバーしてくれるということも、人気が加速した理由のひとつではないでしょうか?
しかし、、、ここに気づいていない方が多いのですが
ハイウエストのボトムを選ぶときにはヒップのカッティングがとても重要。
「フルボトム」や「ベーシックカット」のように、ヒップを覆う布の面積が多いと
オムツのように見えてしまいがちなんです。

カバー力はあるのですが、後ろから見ると重ための印象。
コンプレックスをカバーしてくれるどころか、逆にヒップが大きく見えてしまったり、垂れて見える可能性もあるので注意が必要です。

同じハイウエストでも、ヒップが半分くらい見える深めのカッティングのものを
選ぶ方が、ヒップがキュッと上がって小尻効果も期待できます♪
同じサイズのボトムでも、ヒップの見え方が変わる!
ここまで、水着のボトムのデザインについてご紹介してきました!
水着を選ぶときは上半身のデザインに目が行きがちですが、ボトムも意外と細かくデザインが分かれていましたね。
そして、サイズ選びとボトムのデザインについてもうひとつ大切なポイントがあります。
それは「1サイズ違うだけでスタイルの見え方が変わる!」というもの。
例えば、こちらは同じモデルさんが全く同じデザインのビキニを着用していますが、どのサイズを選ぶかで見た目の印象が異なっていますよね。

サイズが合っていないと生地が余ってしまうため、余った生地がたるんでしまっています。
これではスッキリとした後ろ姿とは言えませんよね。
いちばん左はサイズが合っているため、ヒップがスッキリと収まっていて、
ヒップを立体的に、小さく見せてくれています♡
1サイズ変わるだけで見え方がここまで変わるので、
スタイルをよく見せるという面でもサイズ選びの重要さを感じられます。
正しいサイズ選びで美しく水着を着こなしましょう!

今回は水着のサイズ選びや、カッティングについてご紹介しました!
正しいサイズを選ぶだけで、コンプレックスを隠さなくても
美しく水着を着ることは可能ですので
ぜひ水着を購入するときは参考にしてみてくださいね♡
他にも、自分に似合う水着の色の選び方や、
似合う水着の色はどれ?選ぶコツはパーソナルカラーにあった!
水着で綺麗なデコルテやバストを演出するための盛りテクニックなども
合わせてチェックしてみてください♪
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